【鳥取市】麒麟がくる!?麒麟が舞う!?因幡・北但は「麒麟のまち」
鳥取県では、これまでに3件のストーリーが日本遺産に認定されており、そのうちのひとつに、日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」があります。
鳥取県や兵庫県に伝わる民俗芸能の「麒麟獅子舞」といった民俗文化財、観光、移住定住などで連携している麒麟の街は、因幡・但馬(鳥取市、岩美町、若桜町、智頭町、八頭町、兵庫県香美町、新温泉町)で構成されており、平成27年8月から「麒麟のまち創生会議」をスタートしました。
ボクもお祭りトリピー(麒麟獅子舞)で大喜び♪
祝!#日本遺産 認定!『日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』。https://t.co/ySvFLEV9lf
日本海の風が吹きつける地で生まれたここだけの景色と文化。ぜひ味わいにきて♪ pic.twitter.com/sD6RLUwkOX— トリピー@鳥取県マスコットキャラクター (@tottoripref) May 20, 2019
そして昨年2019年5月20日、日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」として日本遺産に認定されました。
日本遺産とは…
日本遺産とは、国の文化や伝統を語るストーリーを国が認定するもので、有形・無形の文化財群を守り活かしながら国内外へ発信し、地域の活性化に繋げることを目的としています。
ストーリーの概要は、鳥取市のサイト「祝 日本遺産認定~日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」~」に詳しく書かれています。
- 鳥取砂丘の風紋と麒麟獅子
- 荒波によって削り出された「浦富海岸」
- 岩窟に佇む古堂「不動院岩屋堂」
- 杉林を背に佇む豪邸『石谷家住宅』
- 中国山地を背に佇む『太田家住宅』
- 砂州の上に形成された『あじわら小径』
- 崖上の御埼集落で行われる『百手の儀式』
麒麟がくる!?麒麟が舞う!?因幡・北但は「麒麟のまち」
2020年1月19日にスタートしたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が注目されておりますが、麒麟の街として構成された因幡や但馬にお住まいの方は、ドラマのタイトルを見た瞬間、「ん?あの麒麟のこと?」と思った方も多いのではないでしょうか。
「麒麟がくる」では、大河ドラマの原点とも言われる戦国時代を舞台に戦が繰り広げられますが、タイトルとなっている「麒麟」は、中国で古くから伝わる特別な霊獣と言われており、戦などは好まないとされています。そして平和な世に現れるとされているため、「麒麟がくる」というタイトルになっているということは、戦国時代に「いつかは平和が訪れる」という願いを込められているのかもしれません。
因幡・北但は「麒麟のまち」です!沢山の平和が訪れるように、国の重要文化財を守りながら、地域活性化として国内外に発信していきたいですね!
(Y.y)